伊丹市昆虫館

おしらせ

希少野生動植物種の域外保全についての取り組みが表彰されました!【2024年5月21日】

2024.05.21

伊丹市、公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団が
野生生物保護功労者として表彰されました!

令和6年5月12日、東京虎ノ門ヒルズフォーラムで開催された第78回野鳥週間 全国野鳥保護のつどい(主催:環境省 公益財団法人日本野鳥保護連盟)にて、伊丹市、公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団が令和6年度 野生生物保護功労者として表彰(公益財法人 日本鳥類保護連盟会長賞)されました。

*公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団は、指定管理者として伊丹市昆虫館を運営する財団です。

 

・全国野鳥保護のつどいと野生生物保護功労者表彰について

全国野鳥保護のつどいは愛鳥週間(野鳥を含む自然環境に関する知識の普及・啓発のために設けられた期間、毎年5月10日から16日までの1週間)の中心的行事として開催されます。このつどいにおいて野生生物保護に関し特に顕著な功績のあった個人、学校及び団体に対しその功績をたたえるため野生生物保護功労者として表彰されるものです。

 

・表彰の理由について

伊丹市昆虫館においてオガサワラハンミョウをはじめとする国内希少野生動植物種の域外保全活動に取り組み、累代飼育に成功した。

オガサワラハンミョウの飼育を通算13年にわたって継続する他、平成27年から29年には飼育個体の一部の野生復帰を行い、産卵や次世代が確認されており、環境省が小笠原に設置した施設以外で飼育に取り組む唯一の施設として生息域外個体群の確立・維持へ貢献している。

絶滅危惧昆虫の現状や保全の取り組みについて様々な形で幅広く普及啓発活動を続ける他、有識者会議への参加を通した情報提供など、行政機関の取り組む保護増殖事業に協力している。

 

・国内希少野生動植物種の展示について

5月21日現在、伊丹市昆虫館1階生態展示室において生きているオガサワラハンミョウ、フチトリゲンゴロウ、タガメ、ゲンゴロウがご覧いただけます。また、プチ展示「タガメとゲンゴロウが危ない」を開催中(〜令和6年7月15日)です。賞状(コピー)や盾も館内にて展示しております。

 

表彰に関するプレスリリース資料はこちら→hogohyoushoupress

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