昆陽池公園調査をおこないました【2021年1月27日】
2021.08.20
1月27日(水)午後15:00~16:40
朝までの雨が止み、昼間は調査しやすい気温でした。
ヨシの茎をめくってみると、茎の中で越冬していたイモムシが出てきました。調べましたがわかりませんでした。他にも、茎にびっしりついていたのはビワコカタカイガラモドキでした。
冬になるとオオジュリンという鳥が、ヨシの茎をつっついて何かを食べているのを見かけますが、茎の中にはいろいろな昆虫がひそんでいるのでしょう。調べてみると面白そうです。
観察された昆虫
<チョウ目>ウスバフユシャク(オス)、ヤガ科の仲間の幼虫
<コウチュウ目>コガタヒメサビキコリ、ヒメカメノコハムシ、コクワガタ幼虫、ハナムグリ類の幼虫、キマワリ幼虫
<カメムシ目>ツマキヘリカメムシ、イネクロカメムシ、オオモンシロナガカメムシ、ツヤアオカメムシ、ヨコヅナサシガメ、クロスジホソサジヨコバイ、ビワコカタカイガラモドキ
<その他の昆虫>ヒゲジロハサミムシ、モリチャバネゴキブリ幼虫
<昆虫以外のいきもの>
オカダンゴムシ、ナミワラジムシ、サトヤマワラジムシ、ヒメフナムシの仲間、ヤスデの仲間、ミスジコウガイビル、トビズムカデ、ゲジ、ナミキセルガイ、アズキガイ、ヒメシモフリヤチグモ、クロガケジグモ
コガタヒメサビキコリ(石の下)
ビワコカタカイガラモドキ(ヨシの茎のすき間にびっしり)
ヨシの茎の中にいた幼虫
ヨコヅナサシガメの幼虫
クロスジホソサジヨコバイ
ウスバフユシャク